福祉住環境コーディネーターという資格をご存じでしょうか?
高齢者が住みよい住宅環境・生活環境をコーディネートする資格です。
私は、平成18年に取得し、現在も、この資格で勉強した内容がとても役に立っています。
訪問リハビリ、訪問看護、訪問介護など在宅生活に関わる医療・介護従事者にはオススメの資格です。
主に勉強する内容
- 「医療・介護・福祉」
- 「建築・リフォーム」
まさに「生活の環境調整できる能力」が身につく資格です。
このブログを読むことで、福祉住環境コーディネーターに興味をもっていただければと思います。
福祉住環境コーディネーター
福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障がい者に対して住みやすい住環境を提案するアドバイザーです。
引用:東京商工会議所:福祉住環境コーディネーターホームページ
医療・福祉・建築について体系的で幅広い知識を身につけ、各種の専門職と連携をとりながらクライアントに適切な住宅改修プランを提示します。また福祉用具や諸施策情報などについてもアドバイスします。
東京商工会議所 福祉住環境コーディネーターはコチラ
福祉住環境コーディネーター検定試験® | 公式サイト (kentei.org)
福祉住環境コーディネーターの詳細
受験資格とデータ
- 1級 2級合格者が対象 年1回の試験
- 2級 マークシート 合格70点/100点 90分 年2回
- 3級 マークシート 合格70点/100点 90分 年2回
2021年 合格率
- 2級 85.6%
- 3級 84.4%
2020年 合格率
- 1級 12.8%
- 2級 46.8%
- 3級 66.8%
2019年合格者の保有資格
- 福祉用具専門相談員 19.5%
- 介護福祉士 18.3%
- 介護職員初任者研修 13.8%
- その他 8.8%
- 理学療法士 8.7%
看護師さんや作業療法士でも、この資格保持者は少数かもしれません。
福祉住環境コーディネーターがオススメの職業
医療・介護・福祉従事者の方は住環境の知識をもっておいて損は無し。
病院に入院中の患者さんに対して、退院して困る事、支援が必要な事が幅広く知ることができます。
病院に勤務している人は
「この患者さん、退院したら家族もたいへんだろうな~」
思ったことあると思います。
このような時に、福祉住環境コーディネーターの知識が発揮されることがあります。
福祉住環境コーディネーターの魅力
3級
- 福祉住環境の整備の重要性
- 生活を支える福祉用具
- 住まいの整備のための基本技術
- その他
2級
- 3級の範囲
- 高齢者を取り巻く社会状況や住環境
- 福祉住環境コーディネーターの役割
- 疾患別住環境の調整方法
- 建築、住宅設備に関係する知識
- その他
2級を受験するときに3級の資格保持の要件はありませんので、最初から2級を受験することができます。
福祉住環境コーディネーター難易度
ここでは、2級の資格について紹介します。
理学療法士が2級を取得するには、公式テキストで内容を理解して、問題集を1冊勉強すれば合格できる難易度だと思われます。
勉強が必要な分野は、大きく3つあると思います。
- 福祉住環境コーディネーターの役割や、高齢社会の現状やこれからの日本の社会情勢については、改めて勉強をする必要があります。
- 医療・介護系の分野では、高齢者に多い疾患や怪我などの勉強。
- 建築・リフォームの分野では、住宅の構造・設備、福祉用具の種類、リフォームの方法などの勉強
医療・介護従事者が福祉住環境コーディネーター資格を取るメリット
身体機能の評価や現状についての理解は、退院後の生活に大きく影響します。
一方、いつも訪問している看護師さんやヘルパーさんは、利用者さんの「生活の悩み」を聞かれていると思います。
高齢者の方は、情報収集が不得手な方が多く、便利になる福祉用具や生活環境の変更ができません。
私は、2006年に2級を取得し、現在もテキストなどを読み直して勉強しています。
この資格の内容は、退院した患者さん、現在訪問している高齢者さんの生活に直接結びつく内容です。
転職にも有利になる資格だと思います。
今年、「何か資格を取りたい」と検討中の方におすすめします。
短期合格テキストはコチラ
問題集はコチラ
まとめ
福祉住環境コーディネーターは、高齢者や障がい者の生活に役立つ資格です。
おススメ理由は
- 2級・3級はマークシート方式なので受けやすい
- 生活場面で活用できる内容が多く、自分の生活にも役立つ
- 勉強内容が、高齢者の生活場面に直結している
公式ホームページも見てみてください。
福祉住環境コーディネーター検定試験® | 公式サイト (kentei.org)
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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