一生に一度の大きな買物と言われる「マイホーム」
購入前にこのブログを読んでいただくと、マイホーム購入にかかるお金が少なくなります。
マイホーム購入ですから、交渉によって数十万円~数百万円も金額が変わることがあります。
購入する人が、これだけはやってはいけない「NG行動」もご紹介します
最後まで読んでいただき、マイホーム購入に役立ててください。
はじめに
マイホーム購入ときには、交渉をするべきだと考えます。
交渉は、「希望の条件がかなえば購入します」という意思表示だと思ってください。
どのような交渉も同じですが、購入の意思表示と交渉の条件を明確にすることが、売主に対して最も誠意ある交渉と思います。
まず知ってほしい
「この物件、いくらまで下がりますか?」よくある質問です。
買う気がないのに交渉だけすることは、失礼な行為にあたると思います。
不動産は、家電や自動車と一緒ではありません。
二つと同じものがないこの世に一つしかないものです。
マンションの同じ階、同じ面積、同じ間取りでも、隣の部屋とは見える景色が違います。
売主の大切な不動産を安易な気持ちで、値切るような行為は称賛できるものではないと思います。
買付証明書
「買付証明書」は、購入の意思を売主に伝える書面です。
この書面で交渉は、書面で行っていました。
交渉内容は、不動産によっていろいろあります。
価格交渉
価格交渉の目安は、販売価格の10%。
(これはあくまで、目安です。経験と感覚によるところです。)
不動産価格は、定価がありませんので、相場と比較して高いのか安いのかを検討材料にします。
明らかに相場よりも高い物件の場合には、10%以上の価格交渉をしたこともあります。
相場が分かっていれば、売主に対しても交渉するときの説得材料になります。
しかし、相場に合った販売価格の場合には、10%以上の価格交渉は行いません。
買主側に対しても、相場の不動産であることをお伝えします。
買主に対して誠意がないように思われるかもしれませんが、どの売主も安く不動産を手放したい人はいません。
売主側は少しでも高く売りたいものです。
安い物件に対して価格交渉を行う場合には、端数を値引く程度の価格交渉にします。
例)3980万円の売り物件であれば、3900万円に価格交渉します。
その他の交渉
価格以外の交渉も可能です。
新築住宅では、補修の交渉や屋外手すりの増設などがあります。
中古住宅の場合は、内部の改装や補修、気になるところのリフォームの交渉は可能です。
リフォームの交渉は、買主側が希望の工務店で、ご自身の趣味に合わせて行う方が無難な感じです。
交渉前の動き
不動産を購入するときは、物件を1回だけ見て購入を決める方はいません。
2回以上物件見学を行い、詳細なことについて質問をされます。
営業側としては、対応しながら購入意欲を計っています。
買付証明書を書く前に不動産営業マンは、すでに契約に向けた事前交渉などを始めています。
売主でないと知らない事は、売主または売主側仲介業者に質問をして回答をもらいます。
売主さんは、年内に引越しできますか?
この時の売主側の返答を頭に入れながら、お客さんの対応をします。
不動産業者間では、売主側業者に価格についても、値引き想定などは事前に聞き取りを行います。
売主側仲介業者も分かる場合とわからない場合があります。
分かる場合でも、きっちりとした金額ではなく、値引き想定をしているかどうかの印象の話程度です。
売主側の仲介業者が発言したことを信用しすぎて、無茶な価格交渉をすると、売主は気分を悪くします。
こうなると、買える不動産も買えません。
この交渉相手には売りたくないと言われればそれまでです。
不動産購入の価格交渉は、大きな金額になりますので、無理せず仲介業者のアドバイスも受け入れる事も必要だと思います。
ここまでは、私の中で90%の気持ちです。やっぱり安く買いたいですよね。 価格交渉の余地があるのかどうかは知りたいです。 また、売主の性格によっては、ある程度値下げ価格も想定している人もいます。 売主側の仲介業者と値下げの感覚的な打ち合わせをしている場合はあります。 私が売主担当している場合は、売買契約成立の為には、値下げ交渉が100%入る事を説明して売り価格を決めていました。
NG行動
購入側が直接売主に交渉に行くことです。
業者を通さず、直せず交渉に行くと売主側は迷惑です。
知らない人がやってきて、「購入したいです、○○万円で売ってほしい」「いくらまで値下げしてくれますか」などは、絶対NGです。
業者を通さず交渉に来る人は、信用されません。
変な人のレッテルが貼られます。仲介業者にも変な人のレッテルが貼られます。
私ならば、次の物件の紹介もしません。
同じようなことを繰り返されると商売の邪魔になります。
まとめ
不動産購入の場合の「交渉」についてまとめてみました。
購入する側は、ほしい物件だけでなく、相場観を身に着けておくことはとても良いことだと思います。
営業マンと色々な話をして、希望や条件も伝えてください。
不動産営業マンを見て、誠実で信頼できる人かどうかで結果が大きく変わる可能性があります。
友人や知人から営業マンを紹介してもらうのも良い方法です。
皆さんの交渉が、うまくいくことを願っております。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント