家屋調査の報告書を作成するときに、綺麗な図面を書きたいと思ったことはありますか?
ここでは、「Windows Word」を使用して間取り図を作成する方法をご紹介します。
このサイトを見ることで、「家屋調査報告書」「退院前住宅改修提案書」などの資料作成に役立つと思います。
パソコンで間取り図が書けるようになると、提案書がグッときれいになります。
きれいな図面と写真を使うと、提案書類がわかりやすくなります。
Word設定
グリッド設定設定をして、グリッド線を正方形にする
メニューの「ページレイアウト」タブをクリックします。
「配置」グループの「配置」をクリックします。
「グリッドの設定」をクリックします。
「グリッド線」のダイヤログボックスが開きます。
入力モードを半角英数で
「文字グリッド線の間隔」の欄に「1文字」
「行グリッド線の間隔」の欄に「1行」
と入力します。
✅「グリッド線を表示する」にチェックを入れます。
✅「文字グリッド線を表示する間隔(本)」にチェックを入れます。
文字グリッド線を表示する間隔(本)の項目に「2」と入力します。
行グリッド線を表示する間隔(本)の項目に「1」と入力します。
「OK」ボタンをクリックします。
完成形がこちらです
間取り図を書く
ここからは、Wordを使った間取り図の書き方のをご紹介します。
グリッド線の入った用紙が用意されていると思います。
壁
壁は「挿入」→「図形」→「正方形・長方形」→「線なし」「塗りつぶし・黒」で書いていきます。
これで、順番に4面の壁を作ります。
1畳分の大きさを壁で囲ってみました。
※四角の図形描写で線を太くするのはダメ
現在は1畳を囲んでいます。
ドア 窓
建具やドアは、図形の□や線- で作成していきます。
開き戸
四角は、「図形の塗りつぶし なし」 「線 黒」で作成します。
そこに直線と曲線、3つの部品で開き戸を作成します。
引き違い戸 窓
これは四角と線で作成します。
クローゼットドア
これらの、部品は1つの住宅の中で、いくつも使われます。図形を「グループ化」してコピペして使用します。
設備 キッチン トイレ 椅子
キッチン
トイレ
椅子
報告書作成のたびに作ると大変なので、図形は「グループ化」してコピペして使用します。
方位
私は、必ず「方位」を入れています。
作成した図面を使って、退院前訪問指導報告書を作成します。
【退院前訪問指導】報告書の書き方を紹介
退院時訪問指導の報告書では、住宅改修の提案を行います。
書いた図面に改修場所を示すことで、家族さんやケアマネージャーさんに分かりやすく提案することができます。
参考資料
補足
私が趣味でDIYするための部屋の間取りです。
ドアの開く方向や引き違いのドア、片引き戸の引く方向なども記載できています。
その他の記入は、
H2320は、高さが2m32㎝
-2785-は、幅が2m78.5㎝
後で見て数字と場所が分かるように工夫しています。
最後に、ワードアートなどを使用して、部屋の大きさや説明を入れると完成します。
リビング ダイニング キッチン = LDK 10畳以上
ダイニングキッチン = DK 9畳以下
洋室についている収納 = 物入
和室についている収納 = 押入
屋根のあるベランダ = ベランダ
屋根のないベランダ = バルコニー
現地で間取り図を書く方法を紹介しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。Windows Wordのバージョンによって、設定方法は異なると思いますが、グリッドの入った用紙に、図形を使用して描いていきます。
- グリッドの入った用紙を用意します。
- 図形の□を使って壁を書きます。
- ドアや窓を書きます。
- キッチンやトイレなどを書きます。
さらに勉強したい人、知識・技術を学びたい人向けオンラインセミナーを紹介
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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