高齢者の引越しメリット・デメリット

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お家の話

住みたい場所って年齢によって違いますよね。
人にもよりますが、若いときは大都市で一人暮らしで、買物とか便利な環境で憧れますよね。
家族が出来ると、そこまで都会でなくても、住みやすくて落ち着く場所に変わっていく人は多い印象です。郊外や田舎の方が好きな人もいます。不便を楽しめる人や人里離れてポツンと住む人もいます。

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若い世代の引越し

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高齢になってからの引越し

住み慣れた街で、家族といつまでも暮らしたいなぁ~
いまさら引越しなんて考えた事ない。

高齢者になると、利便性の高いマンションに住むことはメリットが大きいと思います。

高齢になってから引っ越すのは不安です。知り合いもいないし心細い気がします。

ビビ
ビビ

不安はありますね。高齢者が利便性の高いマンションに引っ越すときのメリット・デメリットを見ていきましょう。

高齢者のマンションへの引越しメリット

利便性

ある程度町の中心に引っ越すと、利便性が高くなり、病院、銀行、役所、郵便局、スーパーへの外出が楽になる。中でも高齢になると病院に行く機会が増えます。内科・整形外科・眼科など受診する診療科目が増えてくると、タクシーで移動するだけでも費用がかかります。利便性の高いマンションに住むと、移動距離が少なくなります。

ワンフロア

マンションであれば、家の中は、ワンフロアで生活できて階段の昇降がなくなります。足腰の弱くなってくる年齢であれば、階段を使わずに生活できるメリットは大きいと思います。

建物管理

建物の管理を管理組合がする部分があるので、一戸建てに比べ建物管理の判断項目が減る
これは一長一短の場合があります。管理組合としてマンションの建物の維持管理を行ってくれるので、一戸建てのように屋根や外壁の修理、庭の手入れなどは無くなります。しかし、管理組合に参加する必要が出てくる場合があります。

費用削減

マンションの構造が、コンクリートで建築されている場合は、冷暖房費が削減できる。
上下左右が住宅の場合は、室温が外の気温の影響を受けにくくなるので、冷暖房費が削減できるといわれています。

戸締り

一戸建ての場合は毎日、雨戸は朝に開けて、夜には閉めます。毎日の雨戸開閉がなくなり、生活が楽になります。また、防犯の問題もあります。侵入経路となる部屋の窓は戸締りする必要がありますが、玄関の戸締りで外出しやすくなります。

デメリット

人間関係

引っ越すことによって、近所付き合いが無くなる場合があります。人にもよりますが、マンションのお隣と仲良く付き合いのある関係は少ないかもしれません。

外出することを多くして、近隣の方と少しずつコミュニケーションをとっていくと良いかもしれません。家の中で引きこもっていてはお付き合いは始まりません。公園に行けば気の合う人に出会うかもしれません。なかなかできない事です。

コミュニティ

引っ越す前のコミュニティとの関係がなくなってしまうことがあります。引っ越す場所が遠方の場合は、地域の知り合いやお友達と会えなくなってしまいます。

新しいコミュニティに参加出来れば、知人や友人も増えると思います。自治会、管理組合の役員でなくても少し参加してみるのも良いと思います。地域のコミュニティーセンターなどに行けばサークル活動などもしているところがあります。

周辺環境

住宅内・周辺の環境に慣れていないので転倒の可能性があります。
高齢になると環境の変化に対応する能力が低下するといわれています。慣れていない道ではつまづき、行きたいお店が見つからないこともあるかもしれません。お気に入りの美容室やカフェも行けなくなります。

家の中の環境は、福祉用具の調整がしっかり出来れば、以前の家よりも安全性が向上する場合もあります。

ストレス

生活環境の変化がストレスになってしまって、体調の変化や調子を崩してしまうことがある。
新しい環境では、知らない事ばかりです。家の中の設備の使い方や地域の環境、かかりつけ医の評判など、わからない事が多く便利な場所に引っ越してきたはずが、不便さを感じてしまうことがあります。

経済的な問題

引っ越すとなれば、マンションを購入するにしても借りるにしてもそれなりの費用が掛かります。まとまった資金が必要になります。利便性の高い立地であれば、マンション価格も賃貸料も割高になっている場合もあります。

これからの生活

私には、現在はとてもお気に入りの住宅があります。家族で暮らすには十分な家です。私はこの家に住めるのは、人の手を借りずに、身の回りのことが出来る時までと考えています。家族に、「いつかは、便利なマンションに引っ越すかもしれないね。」と話したことがあります。

高齢になって介護が必要なったときに、私の家を中心に、周りの生活を変更させるよりも、私が住む場所を変更することを考えています。

ここまで、高齢者の引越しについて紹介してきました。
スーパーや市役所などに外出できる体力があるうちに引越しをする必要がありそうです。

まとめ

メリット・デメリットについて紹介しました。

一人暮らしや家族で生活できるときは、好きなところに住んで、自由な生活ができます。

しかし、体力が低下してくる年齢になると、住む場所を選ばなければならなくなってきます。
あまり人口の少ない地域に住むと、介護と福祉のサービスが少なくなります。その中のサービスで満足のいくサービスを受けることが出来れば良いですが、必要なサービスが受けられない場合はその後の生活をよく検討しなければいけません。

将来の計画は、今すぐ完璧に決める必要はないと思います。
このような住み方の選択肢の一つとして知っておくのは良いことだと思って記事にしました。
総合的に考えて、家族や関係者の方と決めていかなければならない事です。
皆さんにとって、良い選択の一助になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。


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