パパは脱サラして理学療法士の学生生活

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ライフスタイル

ビビは35歳で理学療法士(PT)になりました。

子育て中のサラリーマンが、理学療法士になるまでを紹介します。

このブログを読むと

一般企業の会社員から理学療法士になるまでが分かります。
理学療法士を目指す人は、理学療法士になるまでの苦労と過程が分かります。
家庭のある人が、学校に通うことになるとどうなるか、が分かります。

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入学式

学生生活で一番最初に行うのが入学式ですね。
でも、この前にすでにオリエンテーションなどがあり、学校に行ったのがこれが最初ということはありませんでした。今となっては、入学式の記憶はあまりなく、若い人に交じって入学式に行っていたのが恥ずかしかったような記憶が残っています。

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ピカピカの一年生

一年生になって、理学療法士の勉強が始まりました。まだ、最初は生理学や解剖学、物理や理学療法学など基礎医学分野と療法士の基礎のところから勉強が始まりました。
入学当初から、教員の方には夜間部は、【理学療法士の国家試験の合格を目標】にしていることを聞かされました。これは、就職してからの実務の勉強や、幅広い医学の知識を勉強することが出来ないことを説明されているということでした。
私にとっては、医学の世界や病院の事など何もわからないけれども、国家試験を合格することはできそうな雰囲気がありました。私にとってはこれで十分でした。何かの機会に昼間部のカリキュラムを見ることがありましたが、特別に聞いてみたい授業もなく授業数の少ない夜間部でよかったと思いました。

クラス

理学療法士のクラスには、幅広い年齢層の学生がいました。18歳で高校を卒業して同じクラスになったとてもかわいく見える若い人。私より2歳年上33歳独身の介護施設で働く課長さん。大学を卒業し、社会人の経験がある人など様々な人がクラスメイトになりました。

交流

4月に学校が始まって、5月のゴールデンウィークこの時に、クラスメイトの一人がバーベキューを企画開催してくれました。若い人は行動力があります。入学してすぐに仲良くなった数人が企画して、業者を手配して、バーベキューの準備をしてくれました。そこでは、まだ顔も名前も解からないクラスメイトが集まって、ワイワイ話したり、お酒を飲んで楽しみました。みんなの前で自己紹介しました。大きな声で、名前、年齢、後は何でも一言挨拶でした。
30歳過ぎて恥ずかしかった。
でも、ここで情けない挨拶はできない!そう思って話しました。

ビビ
ビビ

31歳。元不動産屋のおじさんです。嫁と娘がいます。宜しくお願いします。
いくぞー 1,2,3 ダー

大きな声でみんなに挨拶して、拍手をもらいました。そのあとも、みんなの自己紹介を聞いて色々顔と名前を知りました。

肉を食べていると、コミュニケーション能力の高い18歳のチャラいお兄ちゃんが来て、「ビビさん、よろしくお願いします。」って挨拶に来てくれる子がいました。
「よろしくね。」と挨拶を交わすと「なんで、学校来たんですか?」と、やはり高校を卒業してすぐのお兄ちゃんには不思議に見えたのでしょうか。それとも、単なる興味だったのか、気を使って話に来てくれたのか。
返答は「昔から、理学療法士に興味があってね。転職しようと思ったんだ。」当たり障りのない返事をしました。正直に「不動産営業が難しくてとは言えませんでした。」

そのあと、彼に「君は何故この学校に来たの?」と質問をすると、チャラいお兄ちゃんから意外な返事が返ってきました。

「国家資格取って働けるように理学療法士を選びました。母親に面倒掛けたくなくて夜間部に来ました。」

え、何この返答。チャラいお兄ちゃんの返事じゃない。

よく聞くと、彼はシングルマザーの家庭で育ち、昼間は高校時代からアルバイトを頑張って、学費を稼ぎ、夜は学校に勉強に来ている真面目な、親孝行なお兄ちゃんだったのです。

これが、夜間部の学生か~。私の18歳の時とは大きく違う。全然違う。
将来、国家資格を取得して働くことまで考えている。見た目とのギャップが大きかった。それから、彼を見る目は変わりました。そして、他の18歳で入学してきたクラスメイトの事も、私が18歳の時には持っていなかった、将来像を持っている若い人達として認識するようになりました。

授業

夜間部は1日2コマ、3時間の授業を受けました。久しぶりの学生生活の戻ったビビは楽しかった。勉強が楽しかった。学生時代の得意科目は生物だったので、思い出しながら好奇心をもって勉強できました。
年を取って記憶力が低下することも言われますが、好きな事はどんどん吸収できたと思います。
1年生で大変だったのは、筋肉の起始停止(筋肉が骨のどこにくっついているか)を覚えることでした。人の2倍くらい時間がかかったかもしれません。でも、不可能なレベルの記憶量ではないです。ほとんどの学生は覚えることが出来ていました。定期テストは筆記が多く、少し実技のテストもありましたが、クリアしました。

スケジュール

学生になった私の一日は毎朝7時に起きることから始まりました。朝の準備をして娘を保育園に送迎する。それから、郵便局のアルバイトに行きました。3時にアルバイトが終わると、スーパーで買い物をして、夕食を作ります。娘を保育園に迎えに行き、実家or奥さん実家に娘を預け、4時20分の電車で学校に向かいます。授業開始15分前に学校について9時まで勉強して帰宅するのは10時30分ごろでした。
テスト前は、そこからテスト勉強して就寝といったスケジュールでした。

  • 7時 起床
  • 8時 保育園に送迎
  • 9時 郵便局アルバイト
  • 15時 バイト終わりスーパーに買い物と夕食作り
  • 16時 保育園迎え 実家に連れていく
  • 18時 学校 授業開始
  • 22時 帰宅
  • 24時 就寝

毎日、時間が少なかったです。実家に預けた娘は、奥さんが仕事終わりの18時ごろに迎えに行ってくれていました。これも自分が選んだ道でした。スケジュールは忙しかったですが、充実していました。

この時に料理を覚えました。奥さんにカレーライスの作り方、味噌汁の作り方、ごはんの炊き方全部教えてもらいました。空いた時間は、他の家事をして、これ以上奥さんに迷惑を掛けないようにと、いついつも全力で生活と子育てをしてきました。
この料理が意外と、奥さんと子供に評判良く「美味しい」と言ってもらえました。すぐに調子に乗るビビは、喜んで毎日ご飯を作るようになったのです。今でも料理は褒めてくれるので、毎日作るようになっています。そうなると少し料理の本も読むようになりました。
購入した本はこちら

順調な学生生活

1年生から2年生になり、評価学の勉強や物療の授業など、より理学療法士らしい勉強が増えてきました。このテストも上級生から過去問をもらってくる、要領のいいクラスメイトにも助けられて順調に学生生活を進めていくとこが出来ました。
2年の実技テストでは、一度不合格になり、血の気が引いたこともありましたが、追試での合格で留年をまぬがれ実習へと進めることが出来ました。

まとめ

  • 理学療法士の夜間部の専門学校へ
  • クラスメイトは、いい奴ばかりだった
  • 勉強は楽しかった
  • やっぱり記憶力は低下していた
  • 毎日忙しかった

次回


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